タイミー失敗談|運営当時を振り返ってみる

僕がタイミーと初めて出会って良い思いをさせていただいた事ばかりではなく、むしろ大変な事の方が多かったと記憶しています。

ネガティブな印象かと思いますが、この大変だったからこそ今でもタイミーには感謝していますしこうして記事に掲載させていただこうという思いになっているのもまた事実です。

「運営する」という経験は今現在の働き方に大きく影響していますし、視点が増えたというのは僕自身の強みになったと思っています。

成功体験よりも失敗体験の方が多かった僕なので、他にも同じように運営してお店を切り盛りされている方も中にはいらっしゃるかと思いますが、そんな方々にも多少でもこの記事は共感していただけるのではないかなと。

運営とは縁の無い生活の方も、もし行った先のタイミーの店長を見た時の見る目が少し変わると思いますよ😂

見方が変わるとそれはまた仕事に味が付いて面白くなるかと思います。

今回はそんな失敗体験を3つご紹介していこうと思います。

今も書きながら苦い思いの感情が蘇っている著者ですがどうぞお付き合いください笑

 

目次

 

 

1.求人の「一般公開」「限定公開」の区別が付かず毎回1から教える



当時は深刻な人員不足からの運営スタートというのもあってまず陥っていたのはシステムの理解度の低さでしたね。

システム周りを網羅してから利用すべきだったと今では反省なのですが、当時はとにかく余裕が無かったんです😂

そのために必要ない手間を掛けていって労力が更に増していきました。

企業からの説明は受けたのですが説明書はあまり読まないタイプでそれがもろに自分に返ってきたなと😔

店舗側で求人を出すときに公開する方法があります。

「一般公開」は近隣のタイミーに登録している利用者に向けて公開する方法で、最初はこの公開のしかたからスタートになるのですが=初めての利用者なるんですよね。

まだタイミーさん向けの仕組みが確立されていない状態だったので、基本は僕が対応していました。

ただこれ毎回になると中々な労力と時間になり、少しでも負担を減らせないのかと模索していた時に「限定公開」という方法を見つける事が出来たんです。

要約すると来ていただく方を固定化するという手法です。

初めて来ていただいた方でいいなと思った方を管理画面内でお気に入りのマークをするんです。

Webを閲覧してブックマークする感覚に近いです😄

こうすることを繰り返していくうちに限定公開した方だけの稼働が可能になり、教える手間ひまはかなり削減することが出来ました。

行った先の店舗の求人を良く見かけるなと感じたらそれは「限定公開」の対象になっていてまた来てほしいと思われている可能性大です😲

「一般公開」の利点は場所にもよりますがマッチングが速いです。

なので欠員が出た時など緊急時に利用していた機能でしたが、人員が組み立てられてきた頃はあまり使用しなかった記憶があります。

こうして僕はとにかく説明書は一回目を通す癖はこの頃に染み付きました笑

2.予算度外視の利用で経費圧迫



「人件費」というワードは今でも苦手意識があります。

店舗のアルバイトさん+タイミーさんの人件費コントロールはけっこうな難易度でしたが、稼働当初は必要な人員補填のためという名目のままに過度に利用していたと思います😨

タイミーさんの時給設定は店舗で管理出来るのですが、そこに加えて企業様への手数料が発生してくるんですね。

なのでアルバイトさんより時給は基本低く設定して公開するのですが手数料を加味するとアルバイトさん1人より人件費が高く発生するという現象が起きます。

ここを度外視していた事で店舗の人件費を圧迫していました。

企業様からは説明会の時にこのような説明がありました「継続の見込みがあるタイミーさんをアルバイトにスカウトし引き抜いていただきたい」と。

この説明の真意を事の現状を受けてやっとその当時は理解したんですね。

「タイミーを利用し続ける=経費に負担」これを自店舗のアルバイトさんとして稼働してもらえれば増員+手数料削減と悪循環を脱することが出来ると。

そこからは引き抜きを意識した利用をしタイミーさんをスカウト、雇用契約に繋げてタイミー自体の利用を抑えていく手法を取っていったんですね。

過去の記事で一時的な利用をオススメしていたのはこういう事でした。

詳細な手法はまた別の機会に記事に挙げさせていたたこうと思っていますが、こうして店舗はまもなく僕自身は異動しましたが引き抜いたタイミーさんを5人程構成し利用金額は0円で最終的には建て直しに成功を収める事が出来ました。

3.タイミーを配置する時間帯の計画性に欠陥



「人件費」の管理で一番難しかったのはその日に来る「来客数」の予測の下に何名の人員を「配置」するかという部分です。

例えば基準として「10人の来客に対して使用出来る人員の時間は1時間」という基準の中でシフトを構成していくのですが、あくまで基準でギリギリの人員構成になりますしアルバイトさんの出来栄えで大きく変わる部分なので人件費をシビアに考えた時はこのように目安が必要です。

当時は人員不足だったのでここはあまり考慮しておらず=不足という事は収支上は黒字なはずというダメ経営者の思考で運営をしていました😅

まずは人員がいない時間帯を埋めなければという思考回路が根深くあったため本当にその日、その時間帯に必要か?まで頭は回っていなかったと思います。

案の定仕事が進みすぎて来てもらったけどやる事があまりないという状態に陥ってしまいとても人もお金も無駄遣いしていたんですね。

やる事があまりない、暇を持て余している状態が人件費コントロールで一番ネックな問題です。

常に仕事が発生している状態を意図的に作り出さないといけない事にここで気づき、繁忙日以外は最小限の利用とアルバイトさんでまかなえるようにしていきました。

なので固定化したタイミーさんでも力量はバラつきがあるのでここをしっかり加味したシフト構成が一番苦労したと感じてます😱

人員が増える事は嬉しいに越した事はないのですが、人員を抱える事で別の問題が発生してくる中で一番脳のリソースを割いたのは毎月のシフトを考えていた部分だったので少数でもこの労力に共感していただけると幸いです😭

 

4.まとめ

・求人の「一般公開」「限定公開」の区別が付かず毎回1から教える

・予算度外視の利用で経費圧迫

・タイミーを配置する時間帯の計画性に欠陥

 

いかがだったでしょうか。

今回は経営サイドの話が多く?になった方も多いのではないでしょうか。

自分でも書いていて伝わるかなこれ?と少量の不安はあります😅

実際の稼働にはあまり役に立つような内容ではなかったかと思いますが、同じような経験を今もされている方がもしいらっしゃったら何かの材料として使っていただければなと思います。

この経験で一番得たものは自分の理解力を信用しないことです🤣

本当に分かったのか?と自分の脳みそを疑うようにしてます。

前述の説明書のくだりもそうなのですが、ちょっとでもモヤっとしたら調べる習慣は身に付きました😄

仕事に置き換えると用心に越した事はないということですね。

 

次回は稼働目線での失敗談を語らせていただこうと思います。